動物占いの一大ブーム

1990年代に日本で大流行した占いと言えば、動物占いです。
自分の生年月日を数字にしてそれを動物に当てはめるという方法で、そのかわいらしさから女子高生を中心に一大ブームメントとなりました。
現代の日本において占いは女性が特にはまりやすいものとして言われていますが、その頃もやっぱり、ブームの中心には若い女性が居たのです。


動物占いの歴史

動物占いは、占星術などと違い、意外と歴史が浅いものとなっています。
発案したのは日本の占い師で、陰陽などをもとにして作り出されたと言われています。
小難しいと言われていた十二運星を動物に置き換えることで、わかりやすく利用することができるようになったのです。
本格占いと言うよりはどちらかというと心理テストのような要因が大きく、自分を仮の姿にすることで気持ちを客観的に見ることができるというものでした。
また、その後の運勢を決めるためにも自分の性格を顧みるという効果もあったようです。

運勢が決まる方法

自分の生年月日から所属の動物を選ぶことから始めます。
動物は12種ある物や、20種以上あるものまで種類がわかれますが、一般的なものは12種類となっているようです。
自分のキャラクターが決まったら、運勢を見ます。
どの動物と相性がいいか、ラッキーアイテム、カラーは何か、詳しいところまで知ることができます。
ムーブの中では流行りもあり、印象の良いトラやこじか、ひつじ、ペガサスなどは人気の動物として自慢する人も居たようですが、動物に優劣はなく、それぞれに特徴のある占いとなって、現在でも利用されています。